ぷかぷかぷー。

消えていく大好きな匂い

昨日と違う今。

熱中症なった。割と元気だなとか思ってネットしてたら頭の痛さが地獄で泣いてる。

静かなのも嫌だからずっとテレビつけてたけど、もうそれは鬱陶しくてイライラする。

私とは離れた奴が作るメディアが気持ち悪いぐらい私の世間に纏わり付いてきて孤独にはならないけど、1人にもなれなくて結局テレビを消した。そしたら不意に地元のラジオが聞きたくなった。夕方ラジオは高校の放課後の1人っきりの部屋を思い出す。くだらんパチンコのラジオcmでセンチメンタルになれるなんて笑ってくれよ。


''ここは退屈迎えに来て''って最近読んだ小説で高校生同士が

「将来何になるの?」

「私は何者かになりたい」

「何者か?なにそれ笑」

って会話があったんだけど(ニュアンス)

すごく共感したとともに若干の絶望をした。何者かになりたいっていう感情が結局は何者にもなれない私たちのシンボルなのかもしれない。

自分を変えるなら環境を変えるのが一番な方法だと今でも思ってるし大学生になったことで、一人暮らしを始めたことで、知らず知らずに変化はしてた。でもそれは今だから言える話みたいなちゃちなものだし、変化の過程では当の本人は実感ないよね、何者かになれた!なんて思うひとなんていないんだよね。地元を捨てるほど、高校までの私を捨てるほど、私は私に不満はなかったし、なんなら恵まれているとさえ思っていたのかもしれない。地元を離れて、家族と離れてまでもなお、しきりに地元の景色を恋しく思い、地元のラジオを聴いている私はやっぱり何者にもなれてないんだな。矛盾だらけで、ないものねだりで生き続けてなきゃいけないんだな。

自分の意思で自分の人生を歩んでて、かっこいいなって尊敬してる友達が、ツイッターで、「人生一度じゃ足りないよー」って呟いててびっくりした。人間って儚くてギュッってしたくなるね。


今日、友達が悩んでて、その理由が先輩の悪ふざけがすぎてて傷ついたってことで。大学生にもなってそんなことで笑えるのかよガキだな、みたいな内容なの。純粋にとてつもなく引いたわ。無理、

20歳も超えてるのにそんなガキな遊びしてて、大学生だから許されるとか思ってるのかもしれないけどきもいその考えがキモい。その悪ふざけの先頭にいたのが、勝手に尊敬してた先輩だったからもう幻滅した。人間的に慕ってたのにな。一個上にしては大人だな、だけど童心もまだ忘れてない、そりゃ人気者タイプだわって。目の保養だったのに。もう目の毒。

まあ被害者話しか聞いてないからできればまだ中立な考えを持ちたいんだけどなぁ。そこまで私の心に余裕はない残念でした。

その子の相談の時、いい応答できてたのかな。相談受ける時、私は基本話をうんうんってきいて、そうだねそうだねっていうことしかできないの。そういう話の聞き方もあるし、それで気持ちが和らぐ時ってあると思うの。でも自分なりの正解な返答をちゃんと導ける人になりたいな。安心させられても勇気付けられてはいないんだよな。

毎日暑いし熱中症だし頭痛いし生きるのどちゃくそむずいね。


何者かになれなくても優しくなりたいな。